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​静岡県賀茂郡河津町

​登録有形文化財 認定

​旧木村家住宅主屋

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北に川を望む庭園内に建つ。木造2階1部平屋建、建築面積三304㎡。基礎まわりをタイル貼とし、壁はベージュ色のモルタル洗出し仕上げ、緑釉の桟瓦を葺き、所々に出窓を付け、ポーチなどに節のある磨丸太を使う。抑制のきいた意匠になる別荘建築。

静岡県

昭和前

木造2階一部平屋建、瓦葺、建築面積304㎡

1棟

静岡県賀茂郡河津町峰603

登録年月日:20110725

登録有形文化財(建造物)

 

 

高貴な屋敷で優雅な時間

旧三菱財閥の重鎮であった木村久寿弥太の別荘。
木村屋敷は実は皇族を迎えるために造られた別邸で、

天城の山、昔は天皇家の直轄地だった金鉱開発を行うために皇族と関係が深かった旧三菱財閥が用意した別邸。
電球の笠に描かれた菊の模様など、随所に皇族の名残りが見られます。
和洋折衷建築の本館と和風の茶室の建物からなり、敷地の面積は3千坪。庭は回遊式の庭園になっています。
本館の1階は洋風の応接間と食堂となりこの時代では珍しい造りとなります。
伊豆にいながら京都にいるかのような風景の中で、歴史の背景に浸り、滝の音に耳を傾けながら優雅に時間を過ごしていただけます。

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